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第六話 フィリピンは刑務所の中でもお金があればどうにでもなる

フィリピンの刑務所

丸山さんは1996年に子供Aから性的な容疑で訴えられえました。証拠としては彼が持っていたカメラに映っていた子供たちの宜しくない写真です。しかし、彼はそんな写真を撮った覚えはありませんでした。

さらに、写真の日付の時にフィリピンに入国していません。当然、パスポートにも入国の記録はなく、これも押収したバッグの中に誰かが勝手に入れたフィルムだと主張していました。

写真の日付は11月で、警察がフィルムを見つけたのが翌年の2月です。明らかにおかしいのです。写真を撮ってフィルムを現像したものを楽しむのが、特殊な趣味を持った人たちです。

現像もせずにフィルムのまま放置しているのは、誰かによって意図的に嵌められたと考えられます。

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フィリピンの刑務所は犯罪者同士で規律を作る

彼は子供Aに対する罪で日本でも告訴されました。日本の法律は日本人が海外で子供に対して宜しくない行為をした場合、同意の有無にかかわらず処罰の対象となります。

彼のケースは国外適用犯の初めてのケースとして問題になりました。

「ここ、フィリピンは日本と違って何もかもが緩くて、ある意味自由にできます」と彼は看守小屋の中で話します。時間制限もない、誰かが監視している訳でもありません。

刑務所と言う広い中で、一般人と被告人が自由に話せてしまうのがフィリピンです。フィリピンの考え方は、隔離されていること自体が処罰だといいます。ですから日本のように、勉強も労働も説教もありません。

点呼は1日三回で、後は自由です。バスケ、ビリヤード、テレビ、闇の賭け事などやりたい放題です。労働がありませんから、当然収入もありません。面会人がきてお金を渡したり、自分の貯金を持っていなければ所持金はゼロです。

フィリピンの刑務所はお金があれば天国で、無ければ地獄の生活が待っています。お金のない人間は人間扱いされません。

フィリピン・マニラ刑務所

刑務所の中にはVIPと言われる特別待遇を受ける人がいます。お金を払えば基本的にはVIPになることが出来ます。週に20ペソを払えば雑役が免除され、入所する際に一定の金額を詰めば個室が貰えます。

フィリピン人は5,000ペソ、外国人は10,000ペソ、日本人は15,000ペソと言う金額です。刑務所でも刑務所外でも吹っ掛けられるのが日本人です。VIPと聞けば、随分待遇が良さそうに聞こえます。

しかし、この仕組みは富むものが富まない者を安く使うことで成り立つ、フィリピン社会そのものです。VIPになればフィリピンの上流階級が味わう特権を得る事が刑務所で出来ます。

例えば丸山さんに貯金があります。彼の貯金は一般のフィリピン人が一生かかっても稼げない金額です。しかし、日本人からすれば並の貯金額です。彼は入所する際に15,000ペソを払ってVIPの上流階級に位置しました。

この15,000ペソですが、この金額を決めるのは牢名主(マヨレス)です。刑務所内のことは、監房のボスが全てを決定するのがフィリピン流です。「フィリピンの刑務所はよく言えば民主的、悪く言えば野放し」と彼は言います。

刑務所の所長が各房のマヨレスを決めて、マヨレスたちに監房の管理を任せます。本来であれば刑務所の職員が行う仕事ですが、被告人たちにやらせるほうが、上手くいくそうです。

収監されている被告人の数は2,000人を軽く超えています。フィリピンの場合はギャング団、バクラ、と言う風に分けて収監されています。この収監されている監房を見学することになりました。

続く

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