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第五話 介護問題・リストラ・年金減少と日本は生きにくい国になった

介護疲れ・フィリピン

介護の大変さは経験した人でないとわかりません。足腰がしっかりしていて、認知が進んだ場合の介護は、介護している側の心がやられてしまいます。元気なため、徘徊や暴力などが加わるのです。

暴力をふるってしまう老人を介護施設は受け入れたくありません。もし、施設の中で暴力沙汰になれば、施設側の管理責任を問われ、下手すれば閉鎖に追い込まれてしまいます。

そうなると、自宅で介護するしかなくなり、家族が介護をするために職を変えざるを得なくなってしまいます。こんな例は日本中に転がっています。

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子供に介護を託すのは子供の人生を狂わせる

Yさんの父は家族の介護を受けていました。最後は排泄の世話までしなければならない状況で、本人も自分の不甲斐なさに嘆いていました。

「頼む、これ以上迷惑をかけたくない…。殺してくれ」

何度もYさんの父は言っていたそうです。父の悲痛な声はYさんの記憶に今も鮮明に刻まれています。体が動かなくなった時、金銭的な余裕があるか、病院関係に強いコネが無ければ大変なことになります。

父親の介護の経験からYさんはそんな風に考えていました。Yさんは30代の頃に離婚し、女手一つで息子を育ててきました。現在36歳になる息子は独身で、Yさんのマンションに住んでいます。

「私は父の姿を見ていますし、介護の大変さんを知っています。ですから、息子には絶対に面倒をかけいないように準備しています」とYさんは話します。

日本では介護疲れによる殺人事件が珍しくなくなりました。、こういった事件の記事を読んだりテレビで見ると、あまりの悲惨さに涙がこぼれそうになります。

介護疲れ・フィリピン

日本国民全員が介護の側にならなければなりませんし、介護される側にもなります。介護問題は日本国民全員が他人事ではないのです。新聞の折り込みやポストに投函される老人ホームのチラシを見ると値段にビックリします。

とてもではないですが、中流家庭以下の人が手を出せる金額ではありません。ちなみにYさんの年金は月額16万円前後です。

フィリピンでの老後を決めたことをYさんの友達は「何でフィリピンなんか…」と顔をしかめながら話します。「じゃ、あなたは誰に老後の面倒を見て貰うの?」と聞くと揃って、「子供たち」という答えが返ってきます。

子供たちに介護と言う重責を負わせるのは、今の厳しい競争社会ではあまりにも酷です。いつリストラされるか、いつ職を失うかわからないのに、介護で会社を休みがちとなると評価は下がります。

当てにできない人間として評価され、不景気の際は真っ先に首を切られる人間として人事部の名簿には記録されます。サラリーマンは常にリストラと言うリスクを背負っていますが、最近は介護問題というリスクも背負っています。

これほど厳しい介護問題を抱え、さらに会社からは無理難題を突き付けられた理、ブラックな労働を課せられれば、生きていくのが嫌になるのも頷けます。

続く

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