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第12話 詐欺師の日本人達が刑務所の鈴木さんを訪れる

フィリピンの刑務所

収監されている鈴木さんを訪れる日本人たちは、決まって同じようなことを言います。「自分はフィリピンに長く住んでいて、この国の事なら裏の裏まで知っている。金で解決できないことは何もない。

フィリピンは全て金で物事が動く。私がいい弁護士を知っているから助けたげるよ。金さえ払えばすぐに釈放される。だから、私の口座へ300万円振り込め。そうすればすぐに出れる」

当時はラモス大統領でしたので、ラモス氏の弁護士を知っていると言う日本人たちがこぞって鈴木さんを訪問します。そんな腐った日本人が6人も訪れたそうです。

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鈴木さんは刑務所で妙に人気があった

つまり、彼らは詐欺師で、弁護料と称して、数百万円を;騙し取ろうとしているのです。そして鈴木さんは呼び出されるたびに、刑務所の決まりとして看守に100ペソを払わなければなりません。

日本のボランティア組織も鈴木さんを利用しようとしました。質の悪い組織は、鈴木さんを精神的に、金銭的に援助し続け、無罪になったら自分たちのボランティア組織が鈴木さんを救ったと広く宣伝しようと目論んでいました。

また別の組織は、勝手に鈴木さんを訪れて「日本のマスコミやら団体がやってきたら、我々の組織の名前を言え」と強要します。彼らは鈴木さんに会わせる代わりに法外な案内料を日本のマスコミからもぎ取ろうと画策していました。

鈴木さんが収容されていた棟には160人の囚人がいましたが、そのうちのお金のある11人がVIPに選ばれています。メイヤー(牢名主)がVIPを決め、VIPがまったく金のない人間の面倒を見るのが決まりです。

VIPのシステムをとっている理由として、モンテンルパ刑務所のはい求職が一人につき1日に、コーヒーカップ一杯の米と干し魚一匹だけでした。少なすぎるのでVIPが面倒見るという暗黙の了解でした。

フィリピンの刑務所

VIPが食事代を出すことで、刑務所としては50人ほどの食事を減らすことが出来ます。予算自体は3食の予算がありますが、食事代を減らせば看守のポケットにお金を入れやすくなるのです。

鈴木さんはVIPに選ばれていました。数名の囚人の面倒を見ていて、主人のような身分です。鈴木さんに食わせて貰う代わりに、食事を作ったり、使い走りをしたり、鈴木さんの従者となります。

監房でも別途に寝るのは鈴木さんだけです。面倒を見て貰っている数名は床や廊下で寝ます。面倒を見て貰っているひとりは、腕に「SUZUKI」という入れ墨を彫っていました。

見せて貰うと、天使の羽とハートマークの上にSUZUKIの文字が彫られています。刺青は一度彫ってしまうと一生消えません。それでも彫ると言うことは、鈴木さんに相当感謝しているのでしょう。

鈴木さんはフィリピン人に人気があるらしく、棟内でSUZUKIと入れ墨を彫っている囚人が十数人にも及んだそうです。

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