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第10話 ギャングのボスが殺害されないように刑務所に逃げる

フィリピンの刑務所

鈴木さんは答えます。「それは出来ない。どうやって日本に入るんですか?よしんばバコロド空港やマニラ空港を通ったとしても、日本は無理です。以前はカオリンのサンプルに20kgと水晶のサンプルを一握り持って大阪空港に着きましたが、徹底的に調べられましたよ。

日本の税関の厳しさはよく知っていますから、そんなことは絶対に出来ませんよ」と話します。

それはともかく、鈴木さんが不当な審判によって死刑判決を言い渡されたことだけは間違いありません。バコロドからモンテンルパ刑務所に鈴木さんが移送されてから1年と1か月が経過しました。

ここ、モンテンルパ刑務所ではバコロド刑務所とは全く異なり、恐ろしい事件が毎日のように発生するそうです。

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刑務所の中でも殺人は日常茶飯事なフィリピン

モンテンルパ刑務所の場合、家族や友人などの面会人が刑務所に泊まれる日があり、その日をステイ・インと呼んでいます。6月12日が3か月に1度訪れるステイ・インの日でした。

ある日の朝、13号棟で騒ぎがありました。ステイ・インで宿泊していた女の子が襲われた上に殺害されました。犯人は女の子の父親と同じ部屋の囚人でした。

父親は奥さんと二人きりで夜を過ごしている間、子供を部屋の外に寝かせていました。3日後に刑務所の下水で発見されたそうです。殺害したのは女の子の父親が所属しているギャングメンバーです。

同じギャングメンバーの家族に手を出せばどうなるかは犯人もわかっていました。それでも犯罪を犯してしまったのです。完全に狂っていますが、狂った連中が集まっているのが刑務所です。

フィリピン刑務所

モンテンルパ刑務所には13棟の監房が当時ありました。5つのギャング組織が入り込み、棟ごとに監房を仕切っています。鈴木さんは1D棟に収監されているため、自動的にBCJ(バタ・シティ・ジェイル=刑務所の子供)のメンバーになります。

1D棟を管理しているのがBCJだからです。

モンテンルパと中で一番強い勢力を誇っているのはスプートニクスと言うギャング組織で、本来ならシャバにいるはずのボスが、わざわざ刑務所に逃げてきています。

シャバにいるといつやられるかわかりませんが、塀の中であれば命が狙われないため、刑務所に入っています。監房が事務所代わりになり、そこからシャバの人間にいろいろ指令しています。

ギャング組織同士の抗争は毎月あると言っていいです。鈴木さんが入所して以来すでに20人以上の囚人が死亡し、何十人と言うけが人が出ています。囚人による囚人の殺人だけでなく、看守による殺人もあります。

続く

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