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第四章 困窮邦人は金を盗るためなら親友も家族も嵌めかねない

フィリピン・バコロド市・死刑囚鈴木

Kから「借りたお金を返したいからフィリピンに来れないか?」と鈴木さんに連絡がありました。鈴木さんはKの商売がうまくいって、返済できるようになったんだなと思い、随分喜びました。

4月9日に鈴木さんは大阪からマニラへ、マニラからバコロドへ飛びました。そして魔の日がやってくるのです。鈴木さんの話をまとめると嵌められた経緯は以下のようです。

4月9日にKが住むバコロドに到着しました。10日と11日は久しぶりにKと一緒にゴルフを楽しみました。帰国する前日に返済すると言われていたので、11日の夜に切り出しました。

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知り合いでもお土産を受け取ったら中身をチェック

「お金の返済お願いしますね」というと「いや、それが銀行から借りれなかったんだよ」とKは言います。鈴木さんはあまりの出来事に驚き、「あんたを訴える」と口走りました。

わざわざ日本からバコロドまでやってきて、返済できないと言われたら誰でも腹がたちます。むしゃくしゃしたので、ホテルの前のカジノに鈴木さんはいきました。

夜の10時過ぎまでカジノでうさ晴らしをして、表に出ると若い女性が立っていました。「あなたは日本人ですか?」と片言の英語で話しかけます。更に、「今夜一緒に居てもいい?」とまで言われます。

本来であれば絶対に怪しむはずですが、この日はむしゃくしゃしていましたので、鈴木さんは女性と一緒にモーテルへ行きました。女性はピンキーと言う名前で、夜中に帰っていきました。

翌朝の12日にタクシーに乗って空港へ向かいました。空港でバコロドーマニラのチケットをKの奥さんから受け取ることになっていましたので、奥さんを探しました。

すると、どういう訳か昨日一緒だったピンキーが立っています。「これ、あなたの友達から預かってきたよ」と言って箱を差し出しました。鈴木さんはKからの手土産かと思い込んでしまいました。

フィリピン・バコロド市・死刑囚鈴木

鈴木さんはそれほど英語が達者ではありません。「私、セブへ行きたいから買ってくれ」のようなことをピンキーは言っていました。それは、ボンボンピアヤというバコロド名産の菓子箱でした。

ピンキーは暗におこずかいが欲しいと言っているので、500ペソを渡して、箱を受け取りました。チケットがまだ手にないので、Kの奥さんを探すと空港の脇にKの車が止まっていました。

空港の建物の外には、カイナンという小さな食堂が何軒かあり、Kはその前に立っていました。Kは「コーヒーでも飲もう」と鈴木さんを誘いました。

「昨日はすまなかった、金は必ず返すから、申し訳ない」と謝りました。鈴木さんは「もうバコロドに来ることもないよ」と返答します。飛行機の出発時間が迫ってきたので、空港へ向かおうとすると、Kの妻が立っていました。

「あなたの鞄からボンボンピアヤの箱を出して、手に持って行って」とKの妻は言います。「は?なんで?」と聞くと「どうせ、手荷物検査の際に見せなきゃいけないからじゃないの?」とKは言います。

鈴木さんはボンボンピアヤが入った箱を手に持ち、手荷物検査のカウンターへ向かいました。

続く

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