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第二話 鈴木さんが逮捕されたのは廃れたバコロド市だった

フィリピン・バコロド・鈴木英司

日本人インタビュアーが当時服役していた鈴木さんと面会をしました。刑務所に到着し、ランナーと呼ばれるメッセンジャーボーイが、日本人インタビュアーを監房へ案内します。

鈴木さんは死刑判決を受けた者だけが入る1D棟と言う監房に収監されていました。ここはマニラシティジェイルや他の刑務所よりも監獄っぽく、廊下の脇に小部屋がずらりと並んでいます。

と言ってもフィリピンの刑務所ですから、棟や庭では囚人たちは自由に歩き回り、噂話や炊事やらに余念がありません。フィリピンのスラムには痩せこけた人を見かけますが、鈴木さんも同じようにやせ細っていました。

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死刑のストレスで30キロやせた鈴木さん

大麻2キロを所持していた現行犯で逮捕され、死刑判決を受けて数年経過していました。鈴木さんはとても線の細い人と言う印象でした。以前は身長172cmで80キロの体格でしたが、逮捕されてからは20キロもやせたそうです。

最も痩せたときで30キロ近く痩せてしまい、体重は50キロほどしかありませんでした。死刑になると言う恐怖、怒り、絶望、焦燥などいろんな感情が大きなストレスになり、体重が激減し、髪もゴッソリと抜けています。

しかし、死刑判決を受けてから数年後は、極度の精神状態とも上手く付き合うことが出来、目元や口元にはさっぱりとした表情がうかがえます。

「いつも思いますよ、こんなとこに居たら気が狂う。でも意外に気が狂わないのです」と彼はタバコを吸いながら話します。

フィリピン・バコロド・鈴木英司

鈴木さんが逮捕されたのはネグロス島のバコロド市です。バブル崩壊後の1994年4月バコロド空港からマニラに向かおうと空港に居ました。その空港で手荷物検査に引っかかってしまい、大麻1.9キログラム所持していたとして現行犯逮捕されました。

日本人インタビュアーは現地に向かいました。マニラからバコロドまでは約1時間です。国内線ロビーは手荷物を山のように抱えた人でごった返しています。成長期の国らしさを見ることが出来ます。

バコロド市内を歩くと、町全体はソコソコの大きさですが、当時はまだまださびれていました。このバコロド市は砂糖の集積地としてとても賑わいました。しかし、1994年当時、活気は一切ありませんでした。

ネグロス島はフィrピン最大の砂糖の生産地であることから、シュガーアイランドと呼ばれてはいますが、砂糖の国際価格の下落によって、多くの栄養失調を輩出してしまう「飢餓の島」と呼ばれました。

1980年代半ばは餓死者が多数いたそうです。そんな街に鈴木さんは何の用事でやってきたのでしょうか。

続く

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