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No.34 円安と物価上昇でフィリピンの困窮邦人は更に増え続ける

フィリピン・マカティ

マカティはアヤラ財閥が19世紀に土地を買い占め、戦後に開発した新しい街です。

オフィス・ビルや高級コンドミニアムが立ち並ぶ近代的な空間であると同様に、フォルベスパークやダスマリニャスなどの高級住宅地がいくつかあり、日本人の家庭も多く住んでいます。

このマカティの周辺にはフィリピン人庶民のさびたトタン屋根が広がり、川沿いや線路沿いには多くのスクゥオッターの粗末な小屋が建っています。

マカティは見るたびに高級コンドミニアムが建築され、さらに隣にはグローバルシティであるボニファシオが開発されています。とても年金だけでフィリピンライフを楽しむことは出来ない地域です。

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フィリピンに関わる日本人同士のいざこざは増え続ける

高級ブランド街、外資系のコーヒーショップやレストランがおしゃれな香りを漂わせています。巨大なショッピングモールにはジョリビーなどのファーストフードが入り、フィリピン人客でごった返しています。

貧困層が多く住むフィリピンのスーパーマーケットでハーブ入りの化粧品を売っていませんが、マカティなどの地域には沢山販売されています。

フィガロやスターバックスやデリカテッセンが増えて便利にはなりましたが、一方では複雑な気持ちも湧いてきます。こういった店が増えてきたということは、ほんの数%の富裕層と圧倒的多数の貧困層で成り立っていたフィリピンに中間層が増えてきたことを意味します。

中間層がフィリピンのショッピングモールの膨大な商品やレストランは消費浴を激しく刺激します。

しかし、1日数百ペソの収入のフィリピン人が、マクドナルドで気軽に食事ができるはずがありません。ではなぜ数百ペソの収入しかないフィリピン人が、レストランやモールにあふれているのでしょうか。

それは海外からの仕送りです。都会型の支出を支えているのは、海外出稼ぎに出ている身内からの送金であることが殆どです。

一見豊かになったように見えるフィリピン庶民の生活も、実はフィリピンの伝統的といえる海外に出稼ぎに出ている身内からの仕送りにかなり依存しています。

そしてものが豊かになればなるほど、この体質が膨張することは明白です。ぱっと使って騒ぐお祭り気分が大好きな国民性ですから余計に膨らんでいくことになります。

以前マカティにあったクラブクレアはパサイロードとパセオデロハス通りが交差するあたり、遊という日本食レストランが入ったビルの4階にありました。

エレベーターを降りると、店内からは薄暗い照明の闇が感じられ、日本のフィリピンクラブでは太刀打ちできない本物の濃さが漂っています。60坪ほどの店内には40人以上のフィリピーナが在籍しています。

KTVの中で私達が普段使っているGROですが、略はGuest Relations Officerの略です。 いわゆるホステスですが、ホステスという言葉には体を張るという意味も含まれていますので、ホステスという呼び名を嫌うフィリピン人が多くいます。

フィリピン・マカティ

KTVに勤めるフィリピーナと自由恋愛は楽しめますが、システム的に一夜を一緒に過ごすということは出来ません。

ゴーゴーバーで踊っているフィリピーナの場合は、システム的に一夜を一緒に過ごせますが、フィリピーナはダンサーと呼ばれています。体裁を気にするフィリピン人の発想であるとともに、相手を思いやるという意味においても彼らの言語感覚がよく現れている言葉です。

1998年にクラブクレアはオープンしましたが、すぐに大盛況になりました。VIPルームを覗くと駐在員達がフィリピーナと一緒に楽しんでいます。

このクラブではお客さんを名前で呼びません。丸紅、物産、住友、トヨタ、パナソニック、ジェトロといった具合に会社名で呼びます。個人よりも会社のアイデンティティーのほうが強いので、マニラの狭い日本人社会ではほとんど社名で通っています。

一流企業や一流企業と一緒にやってきた下請け企業に勤める日本人駐在員は、会社の経費を比較的自由に使えたり、自分自身も給与をそこそこもらっているのでフィリピンで豪遊できます。

日本から逃げてきたり、国民年金しか収入がない困窮邦人達が、彼らと会うことは永久にありません。仮にあったとしても、小金持ちに詐欺を持ちかけるときぐらいでしょう。

フィリピンでの格差は尋常ではありませんが、フィリピンに住む日本人同士の格差は確実に広がっています。

フィリピンに住む多くの人は高齢者に差し掛かっています。現在のボリュームゾーンは50代~60代ですが、10年前に50代だった人の多くが60代に差し掛かっていますので、60代~70代がボリュームゾーンになります。

厚生年金や退職金がある日本人は、今後もそれほど不自由なくフィリピンで暮らしていけますが、国民年金のみで生きている人や、詐欺師達は更に厳しい生活を強いられるでしょう。

日本人の中間層が減り続けていますから、フィリピンで消費する力が落ちています。さらにフィリピンは物価上昇が続いていますから、日本円とフィリピンペソの格差が縮小しています。

国民年金の満額は1ヶ月に6万円ほどですから、昔のフィリピンであればそれなりに暮らせたかもしれません。この年金が減り、フィリピン物価が上昇し続け、円安も絡めば相当厳しくなるのは目に見えています。

人間、お金が無くなれば近い友人であっても騙そうとします。自分を守れるのは自分のみです。

続く

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