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No.39 フィリピンでしぶとく生き続ける屑な日本人が持つ優しさ

フィリピンの通り

フィリピンには日本から、日本人からはみ出してしまった中高年達が沢山住んでいます。困窮邦人がダントツに多いのがフィリピンであることからもわかるように、厳しい状況に置かれている人が沢山います。

フィリピンに嵌っている人の中のほんの一部に、大企業勤務や管理職がいます。これはごく一部であり、多くははみ出してしまった人たちです。

日本で高校中退といえば、ロクな就職口はありませんが、フィリピンの嵌り組の中にはいろんな経歴を持つ人達がいます。

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はみ出し者の中に見える優しさはフィリピーナの心に刺さる

風俗店の呼び込み、薬の販売、ヤクザの下請けや元ヤクザ、差別される側で育ち続けた人やエセ同和と呼ばれる人もいます。

中には歯科技工士という特殊な仕事をしている人がいます。「私は元々歯科技工士だったんですよ。フィリピーナと結婚したら歯をイジらせてもらえなくなってね。汚いっていうんですよ。

結局やめて、フィリピンのことをよく知っている人、フィリピーナと結婚している人のところで仕事をするようになって、それでマニラに移りました」

バブル崩壊、中小企業の社長さん達がこぞってマニラでビジネスをはじめました。フィリピンに来る口実を作るためだけに作った会社ですから、多くは失敗してうまくきません。

一方、日本からはみ出してしまった人の中には、フィリピンで小銭を稼ぎながらしぶとく生きている人もいます。

フィリピンに住む日本からはみ出してしまった一部の男たちは、ろくでなしや半端者、屑が多いです。日本で普通に仕事をしている人からすれば、話したくもない人間です。

彼らは間違いなくいい加減で、問題を起こし、金にルーズです。しかし時としてほんの一瞬ですが、彼らの中に本物の優しさを感じることがあります。

これは世の中のレールからはみ出してしまった者のみが持つ優しさであり、広く大きな愛ではありません。とても感覚的なものですから、表現が難しいですが、彼らの持っている優しさは純粋で汚れがありません。

マニラで車やタクシーに乗っていると、ストリートチルドレン達が車窓に駆け寄ってきます。観光客は無視しますが、はみ出した男は「危ないじゃないか。車に気をつけろ」とタガログ語で怒ります。

そんなときに眉間に寄ったシワの加減やストリートチルドレンを見つめる目は優しさを持っています。

子どもたちに本当に気をつけて欲しいと願っているのがわかります。NGOの人も国連の偉い人もストリートチルドレンを真剣には叱れないはずです。

フィリピン・マカティ

日本でヤクザや右翼の下請け仕事をやっていた男がいます。彼はフィリピンの裏側をよく知っていて、タガログ語や英語がとても堪能です。フィリピン人との付き合いもとても年季が入っています。

かつて人夫出しの仕事をしていましたが、彼もまた協調性のない典型的な嵌り組の一人です。

「フィリピンで生きていく以上、腹の探り合いはしたくないんですよ。同じ空気の人間は体が避けてしまいますからね。

同じ臭がする人の店には行きたくないし、仮に会ったとしてもできるだけ話はしないようにしてます。別にお互いに問題があったわけではないんですが空気で分かるんですよ。

同じ匂いの人間だとね。フィリピンでは100ペソ、200ペソを渡せば、人殺しをする人間だっています。トンドの友達のところへ行って飯でも食わせれば、喜んで殺りに行きますよ。

そんな土地柄であり国ですから、どんな些細なトラブルも起こしたくないんですよ。同じ空気の人間を避けるのも本能的な防衛なんですよ」と彼は静かに話します。

「僕はさみしがりやですから、フィリピーナから連絡があるとすぐに行くようにしています。フィリピンに来た当初は毎日が楽しくてたまりませんでしたよ。

そんな生活を続けていると段々飽きてくるんですよね。でもフィリピーナ達はひっきりなしに連絡してきて、一緒に過ごそうといいます。

KTVやゴーゴーバーで働くフィリピーナ達は、客としてやってくる中高年と一緒にいても楽しくないと皆いいますよ。片言しか話せないし、そもそも体や口が臭かったりしますからウンザリしてます。

所詮お金だけの付き合いですから、気持ちなんかこれっぽっちもありません。フィリピーナは色々と話を聞いてもらいたいんですよ。

タガログ語でちゃんと話を聞いてくれる人って少ないでしょ。それで男と女ですから深くコミュニケーションを取ろうと思ったら、やっぱり肌を合わせないとね。私にはお金がありませんが、そういったフィリピ-ナにお金を渡そうとしても受け取りませんよ」と更に続けました。

こういった話を理屈で聞いても納得ができませんが、薬でもやらないとやってられない環境にあるフィリピーナが抱える現実とセットになってはじめて納得がいく話になります。

フィリピンに住む日本ではクズと言われる残念な男たちの一部には、フィリピーナの辛い現状、フィリピン人の厳しい生活、絶対に這い上がることが出来ない格差を実感しています。

実感しているからこそ、屑と呼ばれる彼らには深い優しさを持ち合わせています。

続く

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