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第八話 貧困層のフィリピン人には学が無いが最強のずる賢さがある

ストリートチルドレン・フィリピン

彼の動物的な勘は時間と共に研ぎ澄まされていきました。部屋に鍵付きのカバンが置いてあり、鍵はきちんとかかっています。しかし、見ただけで「中見の金が抜かれている」と感じることが出来るレベルになっていました。
 
鞄の中身を調べると、やはり万札が数枚足りなくなっていました。鍵はしっかりかけて、開けることが出来ない状態です。しばらくするとまた、万札が足りなくなっていました。
 
モニカにこのことを言うと「いつも鍵かけてるでしょ?数え間違いでしょ」と返事をします。その言い方が彼は気に入りませんでした。抜かれているの間違いありませんが、証拠がないのです。
 
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フィリピン人は金持ちから搾取する方法を心得ている

 
お金が足りなくなった原因が分かったのは、数か月経過してからでした。天井の電灯が切れたので、交換するために机の上に乗りました。この机は引き出しなどがあり、鍵もかけれるようになっています。
 
この机に乗るとグラグラして、安定感がありませんでした。おやっと思い、机を移動して後ろ側を見ると、板を剥がして分解した形跡がありました。一度分解して、元に戻しているので強度が落ちていたのです。
 
彼は家族に対して以前から不審に思っていましたので、鍵付きの机を買い、そこに重要なものを補完するようにしていました。
 
しかし、モニカの家族は鍵がかかっている引き出し部分や、机を分解して、引き出しの中に保管してあった鞄のスペアキーを取り出していたのです。そのスペアキーをコピーし、コピーした鞄の鍵でお金を盗み続けました。
 
貧乏なフィリピン人
モニカの兄弟ぐるみの仕業だったことが判明しました。そこまでしてでも金を盗む兄弟に悲しさを感じました。彼が送金をしても、洋服、指輪などに使われるだけで死に金でした。
 
教育費や生活費、新しいビジネスの資金などに使われることは、一切ありませんでした。貧しいから可哀想と思って送金した自分に情けなくなり、悲しくなってしまいました。
 
貧乏人を可哀想だと思うのは、所詮、本当の貧乏を知らない人間の言うことに過ぎないのです。貧乏人が持っている凄さは、可哀想なんてもんでは決してないのです。
 
モニカは陽気でよく笑っていました。しかしこの笑いは、いろんな問題がありすぎて頭がパンクしてしまい、どうしようもなくて笑っていたのです。
 
続く
 
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