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第十九話 フィリピン人が働かないのは賃金が安すぎることが原因

安い給与

我々は時代の変化を受け入れなければなりませんが、「昔はよかった」と思いたくなるものです。昔のエルミタはよかったと言う先輩方の話を聞くことはよくあります。無法地帯とも言えますし、擦れているフィリピン人が少なく暖かさがあったと聞きます。
 
今のエルミタ界隈は、日本人慣れしたフィリピン人は山のようにいます。フィリピーナでも、どうやって中高年の日本人から巻き上げようかと必死に考えています。古ぼけたオッサンや爺さんに惚れることなどありませんから当たり前かもしれません。
 
こんなエルミタで、彼は友人の紹介で知り合ったフィリピーナと再婚しました。再婚相手のフィリピーナは美人でもなく、子連れでしたが、人としての性質に恵まれた女性でした。
 
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働ける人が多すぎて賃金が上がらない

 
彼は引き続きタクシーをやりながら、中古車販売、部品販売、車の修理の仕事をこなしました。日本から中古部品を集めて、ボディを作り、自分の好みの車まで作れるレベルでした。自分がデザインした車に乗れるのはフィリピンならではでしょう。
 
戦後にトヨタやホンダがやったことを、自分が出来るレベルで男のロマンを満たしながら生活していました。童心に返ったようにワクワクする毎日です。
 
当時彼はぺったんこのジープが大好きでした。屋根の高さが胸の高さまでしかない車を作っていました。彼の中では一番のシャコタンでしたが、いすゞのディーゼルにターボを付けて、ぶっ飛ばせるスピードに仕上げました。
 
こんなジープを乗っていると欧米人が親指を立てて「So cool」と声をかけてくれます。日本人からすれば?な車でも、見る人が見ればわかるのでしょう。
 
彼は嫁と子供がいますので、食わせなければなりません。しかし、フィリピンで家族を食わせるのは我々が思っている以上に難儀です。大成功したいわけではありませんが、取り合え家族を食わせる分は稼ぎたいと彼は思っていました。
 
安い給与
 
親子3人が食える収入となると、朝から晩まで泥まみれになって働かなければなりません。恐ろしいぐらい労賃が安いので、長時間労働以外に方法が無いのです。若い世代が有り余っているフィリピンですから、賃金は必然的に下がります。
 
「フィリピン人は働かない」と先進国の人間は揶揄します。確かに働かない人は多いかも知れませんが、一日必死に働いても三食食べれるだけの賃金が貰えなければ、働く気力もうせてしまいます。
 
働くことがバカバカしくなっても仕方がない面は多分にあります。彼の元嫁の兄弟たちは無職でしたが、我々日本人が同じ立場に立てば彼らの気持ちが理解出来ます。多くの日本人も働かないでしょう。
 
彼は車の修理をやっていますが、バンパーを直してくれとお客がきます。ボコボコに破損したバンパーでも、フィリピンでは新品に取り換えることはありません。丸一日、叩いて叩いて修理します。
 
代金を600ペソで請求すると「高い」と言って値切られ、400、350ペソと下がってしまいます。一日かかって腕が棒になるほど頑張っても350ペソです。経費を引いたら100ペソも残るでしょうか。嫌になっても仕方がないでしょう。
 
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