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第十八話 フィリピンで冷や汗をかくぐらいの恐怖を感じれば一回り大きくなる

マニラのスラム

フラタニティ―のメンバーには警察、フィリピン軍の上層部、上流階級の大物や裕福な会社の社長もいます。彼にとってフラタニティ―のメンバーになったということは、コネを得たと同時に、モニカ一家に連なる貧困階層以外の人々と知り合いになれたという二重の意味がありました。
 
彼が入団したときに言われた言葉の意味がようやく理解できるようになりました。「メンバーになるとどうなるの?」「世界が君のことを知るようになるよ」
 
世界中どこへ行っても兄弟がいると言うことであり、フィリピンにおいてその関係は天より授かった彼の財産だと思うようになりました。フィリピンに住む日本人の多くは上位層と付き合う機会もありませんし、上層も相手にしていません。
 
そんな中でフィリピンの上位層と繋がりを持てた日本人は、ある意味珍しいと言えるでしょう。
 
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温室で粋がらずにスラムで粋がってみれば?

 
離婚した後、彼は日本へ戻りませんでした。普通の日本人であれば、フィリピンの嫌なところが目について、金を盗られるばかりの国に嫌気がさすのはわかります。
 
しかし、フィリピンで過ごしていると日本ではあり得ないことが、毎日のように起こり、厳しくもワクワクする社会に魅せられてしまいます。彼も魅せられてしまったひとりの日本人です。
 
どん底になっても、暗闇で希望が見え、這い上がるとまた落とし穴があってどん底に落ちます。次から次へといろんなことがあり、どうにもゴールが見えないのです。
 
日本で頑張って社会や親に反抗して突っ張っているお兄ちゃんたちは、「なんか面白いことねぇの?」と言いながら、こまごまと生きています。こういったお兄ちゃんたちは、本当のスリルと危険を感じたいならフィリピンに来た方がいいでしょう。
 
マニラのスラム
 
スラム街に行けば、強盗、殺人、レイプ、ドラッグにまみれた人が山のように住んでいますので、そこに1日でも住んでみるといいと思います。日本人の若い男となれば、いろんな人間が一気に寄ってきますので、震える体験が出来るでしょう。
 
銃やナイフを常備している人間は沢山いますし、酔っぱらって喧嘩しただけで簡単に人殺しが起きます。人間の命が異様に安い地域で生きるのと、日本のように至れり尽くせりの場所で生きるのでは、スリルの度合いが違います。
 
中途半端に粋がって大声を出すぐらいない、スラムで冷や汗をかいて見ればと言いたくなります。まぁ、粋がってるぐらいですから、どこに行けない日本のお坊ちゃんですが…。
 
彼はタガログ語が流暢に話せるようになっていました。嵌められても、殺されても、フィリピンでは大した事件にならないと言うことがわかってきました。
 
それだけボロボロと不運な人が死んでいくのを彼は目の当たりにしてきました。そして突発的な危険を多少はかわせる技術を身に着けてきました。彼はこうしてフィリピンで生きていく面白さを身につけました。
 
続く
 
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