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第10話 フィリピンの困窮邦人は不法滞在、家無し、職無しと何もない

フィリピン・マニラ

フィリピンでホームレスになってしまったS氏の続きです。なぜフィリピンでホームレスになってしまったのかを、ジプニーのドライバーが集まる場所で説明しました。彼らはそんな哀れな日本人に対して「ジプニーが止まってる時は、中で寝ればいいよ」と言ってくれます。

またドライバー達はホームレス日本人に対して、水や簡単な食料まで恵んでくれました。フィリピン人の優しい好意によって、なんとか生きていける状態が続きました。

ジプニーで寝ると言っても蚊は飛んでくるし、何よりも暑いです。雨の日は多少の涼しさもありますが、夏はとても寝ていられません。ジプニー生活はあまり長続きしませんでした。

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世界屈指の金持ち国から来た日本人がフィリピンでホームレス生活

ジプニー生活をしていると、日本に滞在したことがあるフィリピン人女性と出会いました。彼女はフィリピン人と結婚していて、彼を可哀想に思い、「自宅で泊まっていいよ」と言ってくれました。

彼はフィリピン人夫婦の家に転がり込みました。タダで生活させてもらうわけですから、家の炊事、洗濯、掃除など出来ることは手伝いました。

しかしフィリピン人夫婦はご多分に漏れず無職です。ですからいつもお金がないと愚痴をこぼしています。激安の給与で良ければ仕事が無いわけではありませんが、あまりに安すぎて働く気が失せてしまうほどです。

そんな家に宿泊させてもらっていますから、彼はとても肩身が狭い毎日でした。かと言ってホームレスに戻るのも嫌だし、日本に戻るのはもっと嫌だし、にっちもさっちもいかない状況でした。

お金がないわけですからビザの延長もできず、先進国から来た日本人がフィリピンでオーバーステイ状態です。情けない話です。

ちなみにフィリピンに住んでいる一部の日本人はオーバーステイしています。どういった人間がオーバーステイして、人を騙して生き延びているかは想像できるでしょう。

トロトロ食堂

フィリピンで困窮してホームレス・オーバーステイの状態という最悪な状況の中でもランクがあります。それは年齢です。30代で困窮邦人になったとしても若さがありますから、挽回できるチャンスが有ります。

しかし50代、60代で困窮邦人になっている人に若さは一切ありません。あるのは絶望と貧困と真っ暗な未来のみです。

体の調子はどんどん悪くなり、無理が効かなくなります。そんな人間が家もなく、職もなく、オーバーステイですから悲惨です。そんな人間でも人からお金を騙しとって羽振りがよかった時期もあります。

横柄な態度で過ごし、いろんな人間が自分の金に集まってきていました。しかし今ではホームレス困窮邦人です。自業自得です。

S氏はまだ若いので、探せば激安の給与であっても職は見つかりました。彼は小汚いビルの1階にある簡易食堂で働いていました。彼はこのビルの片隅に働きながら住まわせてもらいました。

フィリピンですからやはり大家族です。賑やかな家族と一緒に過ごすのは、ストレスもありますが面白おかしく過ごせます。

簡易食堂の主人はフィリピン女性です。フィリピンは女性がよく働きますので、仕事には厳しい人でした。食堂の朝は仕込みがありますから早くから準備します。

彼が朝寝坊してしまうと、女主人の怒りの鉄拳が飛んできます。彼は彼女の怒りを必死に抑えながら作業にとりかかります。

人参、玉ねぎなどを切り、店内の掃除、店の周りの掃き掃除などをこなします。開店するとお客さんがドンドン入ってきますので、忙しい日々を過ごしています。

お店が開店すると、皿洗いから調理の補助までいろいろこなします。自分がまさかフィリピンにまで来て、食堂の補助をするとは思いもよらないでしょう。困窮邦人になれば何でもしないと食べていけません。

簡易食堂ですからご飯は好きなだけ食べれました。以前、フィリピン人夫妻の家に宿泊しているときは、ご飯を遠慮しながら食べていました。

そういったことが一切必要なく、思い切ってご飯が食べれることに、彼はほんの少し満足していました。

続く

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