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第十四話 裁判官も検事も、弁護士も遅刻するのがフィリピンスタイル

フィリピンの裁判

丸山さんは日本人の女性インタビュアーに、「せっかくですから泊まってみれば?いい経験になりますし、朝のお粥もおいしいですよ。50ペソも出せば、開いている部屋に泊まれます」と熱心に誘いました。

彼女は、こんな経験が出来る事はそうそうないので、かなり迷いました。迷いましたが完全に安全が確保できるわけではありません。何かあっても全てが自己責任です。

彼女は丸山さんに再び訪問する約束をして、宿泊せずにマニラジェイルを出ました。刑務所を出る際、検問所を通って、正面から表に出ました。雑貨屋に食堂などが所せましと立ち並んでいます。

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フィリピンの裁判は遅刻者を前提にすすめられる

バーベキューを焼く煙がモクモクとたちこめています。Tシャツにゴム草履と言うフィリピンスタイルの男や女、刑務所内を走り回る子供と、色目を使うバクラたちがウロウロしています。

刑務所の中でも外でもあんまり変わりがないような感じです。パッと見た感じは、みんないい人に見えますが、何らかの罪を犯した人たちが適度な秩序の元に暮らしています。

数日後には丸山さんの裁判がありました。日本人の女性インタビュアーは彼の裁判を傍聴しました。フィリピンの裁判を傍聴したのは初めてでしたが、拍子抜けするようなことばかりでした。

裁判所はビルの一室にありました。裁判所のスペースが全く足りないので、ビルの一室を賃借して法廷にしていました。古びたビルの一室が法廷と言うのは日本では考えられませんが、ここはフィリピンです。

何でもありです。

フィリピンでの裁判

法廷の中には平均台のような長椅子が3本設置され、十数名の人が座っていました。結構傍聴人がいるんだなとインタビュアーは思っていましたが、実は彼らは被告人たちだったのです。

この被告人たちは手錠もかけられず、被告人の隣には弁護士が座っていて、みそもくそも一緒とはこのことを言いました。

黒い服を着た高齢のお爺さんが法廷へ入ってきました。この人が裁判長です。これから行われる裁判が次々とよ読み上げられました。しかし、フィリピンお得意の遅刻者が続出しています。

弁護人、証人、被告人など、いろんな人が遅刻していました。そこですでに到着している人たちから裁判が始まりました。遅刻者がいるのはフィリピンでは当たり前ですので、誰も驚くことはありません。

裁判官だってしょっちゅう遅刻します。裁判官だろうが弁護人だろうが、検察だろうが遅刻するものだと言う暗黙の了解が、法曹界でさえも浸透しているのです。ある意味人間的であり、いい加減でもあります。

最初の事件は、15歳の少年二人による強盗でした。裁判官が「君たちがやったのか?」と聞きます。「お腹が空いてたまらなかったのでやりました」と少年たちは答えます。

被告人はスラムに無数にいる悪ガキでした。

続く

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