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第一話 フィリピン公認会計士の資格があるのに不正を働くフィリピン人

フィリピン公認会計士

マニラにある大手日系企業メーカーでは、社員が車を購入するためのローン制度を社内制度の中に設けています。とても良心的な制度です。借り入れできる金額は50万ペソで、金利は3%、返済期間は5年でした。

フィリピン人の中で自動車を買える層はごくわずかです。そのごくわずかな層の中に入ることが出来るわけですから、フィリピン人従業員からすれば願ったりかなったりです。

能力は別にしてプライドと見栄を重んじるフィリピン人ですから、車を持てれば他の人と一線を画すことができます。

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優秀であるがゆえに巧妙な不正を働くフィリピン人

総務を担当しているフィリピン人男性は、この社内ローン制度を利用し、会社から限度額一杯の50万ペソを借りました。

しかし後日、ローン制度を利用する際の書類に不備が見つかりました。書類をチェックしたフィリピン人女性が詳細を調べると、男性が購入したトヨタ車の中古車は20万ペソでした。

借りている額は50万ペソで、実際の自動車価格は20万ペソですから30万ペソはどうなったんだと言う話です。

会社は彼が行ったことを不正と断定し、どういう理由なのかを問い詰めました。しかし、彼は一切認めませんでした。そこで会社側は「刑事告訴を準備することになる」と彼に伝えます。

彼は慌ててトヨタの中古車を会社まで持って来て、現物返還で許しを請いました。現物返還してもらった所で、残りの30万ペソが使途不明金のままです。

フィリピン公認会計士

更に会社側は彼を問い詰めましたが、彼は黙秘し続けます。ついに会社側は彼を解雇することにしました。当たり前の措置ではありますが、優秀なフィリピン人でも福利厚生を悪用することはよくあります。

彼はフィリピンの公認会計士の資格を持っている優秀な人材でした。総務はもちろん、経理にも精通しているスペシャリストでした。

マニラ支店の日本人からも、日本の本社の経理部長からも信頼が厚く、会社にとってとても大事な人間だったのです。そんな彼が、なぜこんなことをしてしまったのか…。現地の駐在員は残念でなりませんでした。

社内のローン制度を悪用した彼の手口が明らかになりました。

ローンを利用できるのは入社してから6か月後の正社員になってからです。彼は正社員になると、すぐにこの制度を利用しました。

社内ローンを申請した理由は「車は通勤にとても便利だし、なによりも出勤時間を厳守できる」とのことでした。しかし、調査してからわかったことですが、彼はすでに自動車を1台持っていました。

すでに持っているのに、社内ローンを悪用して、もう一台自動車を購入したのです。

続く

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