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第二話 フィリピーナに嵌っていないのにフィリピンを訪れた

ニノイ・アキノ空港

フィリピンパブを訪れたのがきっかけかは別にして、彼は1987年の暮れにフィリピンを訪れてしまいました。当時のフィリピンはまさに発展途上国さながらで、今の10倍ぐらいやりたい放題の国でした。
 
彼がフィリピンを訪れたのは、単なる旅行好きでたまたまフィリピンに行ったのか、南国で自分を変える何かが待ち構えていることを察知したのかは、未だにわかりません。
 
フィリピンパブを訪れたのはせいぜい3回ほどでした。行くたびに、彼の傍には必ずモニカが寄ってきて彼の横に座りました。彼女は「マニラに来たら案内する、アコの家に泊まりなさい」と言ってくれていました。
 
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フィリピンの空港見た途端、南国気分が吹き飛んだ

 
モニカの行為を彼は受け止めてはいましたが、毛頭そんな気はありませんでした。マニラ市内のホテルを予約し、ハワイやグアムに行く感覚でフィリピンへ向かいました。
 
彼は南の島が好きでしたので、フィリピンも風、海、光の明るいイメージが強く、太陽の下で体を焼いて元気になろうと思う程度の旅でした。成田を飛び立って4時間、ニノイ・アキノ空港に到着しました。
 
ココナッツを食べている人の体から発する、すえたような、それでいて甘いような、南国独特のにおいがしました。空港を出た途端に一気に生暖かい風が全身を襲ってきました。
 
汗が吹き出し、湿った空気に体がつつまれて一気にべたべたする感覚でした。空港の出口付近を見ると、ゲートに張られた金網をギュッと握りしめた沢山のフィリピン人が、白い歯と白い目を光らせながら見ていました。
 
茶褐色の肌と肌とをくっつけあって、折り重なるようにして、帰国する親せきや知人を待っていました。彼は「彼らは何をそんなに待っているのだろう」と不思議に思います。
 
フィリピン・アキノ空港
 
私自身もあの光景を見たときは仰天しました。フィリピンを訪れた人は必ず「あの集団は何だ?」と思うものです。彼らにはギラギラした白い目から漂ってくる殺気、欲望、好奇心を感じます。
 
あまりに強いフィリピン人の生命力の強さに思わず彼は身震いするほどです。日本では最先端のファッションを着こなし、大手を振って歩いている日本人でも、海外に出た途端保守的になってしまうのが手に取るように分かったそうです。
 
彼が思っていたリゾートをして楽しむと言う思いはすべて吹き飛びました。モニカが空港まで迎えに来てくれていました、数日前にモニカはフィリピンパブの仕事を終わり、帰国していました。
 
彼はモニカに日本から連絡すると「空港まで迎えに行ってあげる」と言ってましたが、半信半疑でした。まぁ、来てくれたらラッキーぐらいに思っていると、本当に迎えに来ていましたので拍子抜けしたほどです。
 
しかも迎えに来ていたのは彼女だけではなく、兄弟や友人などが5~6人来ていました。そのまま車に乗せられ、ホテルを通り過ぎ、彼女の家に向かさわれました。空港のあるパラニャーケからマラボンという郊外に連れていかれました。 
続く
 
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