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第六話 フィリピン警察による恐喝や強盗は永久になくならない

フィリピン警察

日本では結構な事件として報道されても、フィリピンでは日常茶飯事の事件は”偽札”です。マニラの警察には定期的に「偽札を掴まされた」と言って各国の人間が駆け込んできます。

警察署内で暇そうにしていた警官4人に、フィリピン人女性が血相を変えて飛び込んできました。

「ニセの一万円札を掴まされた」と叫んでいます。1万円札は20枚ありますので、本来であれば20万円の価値です。フィリピンの貧困層にとって20万円はかなり大きな金額です。

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フィリピンで犯罪が減らないのは警察に対する予算が少なすぎる

20万円はスラム街で暮らす人なら1年間の生活費に値します。偽札を掴まされたフィリピン女性は、日本人に対して何らかの商品を売ってニセの日本円を掴まされたと言います。

日本人が20万円も偽札を渡すだろうか…。疑いの余地は十分ありましたが、フィリピンの警察は何も言わずに彼女の話を聞きました。

偽札には透かしがしっかりと入っていて、素人が見ても本物と見分けがつきにくいものでした。手触りや質感も日本円と見分けがつきませんが、両替商が見て鑑定すれば、偽札とわかったようです。

両替商のスタッフたちは偽札を見破れる能力を身につけています。質感の悪い偽札であれば、すぐに分かるほど訓練されています。

中には両替商のスタッフでもわからないほど巧妙に作られた偽札もあり、そうした偽札が一時的にマニラの中で出回る場合があります。広域にわたって偽札が発見されると、流石にフィリピンでも報道されます。

フィリピン警察

もし日本で偽札が見つかったら、徹底的に調査されて犯人が逮捕される可能性は高いでしょう。しかしフィリピン警察の中で、偽札=悪という認識があまりありません。

ですから捜査の優先順位が低く、事件発生から数日経過しても有力な手がかりを見つけません。また数日も経過すれば、殺人事件や強盗などが勃発しますので、偽札事件は事実上終了してしまいます。

呆れ果ててしまいますが、これには理由があります。フィリピンの警官の給与はとても安く、捜査費用もあまり支給されませんし、事件現場までの経費を自分で払わなくてはなりません。

ガソリン代などを自分で払って、事件現場まで行かなければならないですから、捜査に身が入るはずがありません。こういった事情はまさに発展途上国です。

警察官の位によりますが、キャリア組ではないノンキャリの給与は1ヶ月に1万3,000ペソ~2万5,000ペソといいます。

この少ない給与から、さらにいろんな経費を捻出して捜査をするわけです。逮捕できるはずがありません。こういったフィリピン警察の現実がありますから、治安が良くなるはずはありませんし、警官による恐喝や強盗まがいが減ることもありません。

続く

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