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No.24 フィリピーナの本当の心を知るにはスラムに住むのが一番

フィリピン・マニラ

10代、20代のフィリピーナが家族や親戚まで背負って仕事をしている場合は多々あります。フィリピーナが持つこういった背景を知らないイタイ親父は、すぐに日本式を強制したがります。

無知な人間の多くは自分が正しいと思いこんでいて、他の知識を頭に入れようとしません。若ければ頭が柔らかいですが、フィリピンにいるアイタタ親父の殆どは50代以上です。

残念ながら老化がどんどん進んでいますので、頭が固くなっている上にアイタタですから、フィリピン人に対して自分の価値観こそ最高だと思っています。こういった親父はたいてい嫌われるか嵌められます。

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フィリピン人の心は同じ立場に立って初めてわかる

元ホストも多くのアイタタ親父に会ってきました。彼らの無知さ加減にウンザリしましたが、お金をもらうために何百回と自分の心を抑えて我慢をしました。

フィリピンにまで来て、日本人としか付き合っていない中高年が語るフィリピン論ほど薄っぺらいものはないと元ホストはいつも話します。

そんな元ホストがタクシーを降りると、ごちゃごちゃとした路地に人が溢れ、トライシクルや子どもたちが入り乱れる典型的なバランガイに出ました。

いたるところにインディンツリーと薄黄色の柔らかい葉が垂れ下がっている木が植えられていました。各バランガイごとに好みの木を植える習慣があります。

バランガイを歩いていると太陽が肌を突き刺します。暑さで肌が焼けるような感覚ですが、日本に帰国すると別の感覚が自分を突き刺してきます。

その感覚はフィリピンにいるものとは異なり、元ホストにとっては空虚で何もないような感覚です。

通りには小さい露天の店が並んでいて、熱帯地方ならではのカラフルな色合いの野菜や果物を売っています。元ホストはケバいフィリピーナが好きですが、果物もけばけばしい色がすきでした。

小さなザルの上に並べられた香り豊かな野菜のアンパラやカマティス、オクラ、モンキーバナナ、マンゴやパパイヤもあります。米を三角錐の形して積み上げて、1kg・50ペソで売っている店もあれば、卵だけを売っている店もあります。

フィリピン・マニラ

シューバオをふかしている匂いが漂い、ラジオからはここぞとばかりの音で音楽が流れています。

詰まったドブからは汚水が溢れ、皮膚のただれた犬がうろつく路地です。フィリピーナの部屋はどん詰まりの家の2階で、1ヶ月1,000ペソで曲がりしている部屋でした。

フィリピーナはミンダナオからマニラにやってきてKTVで働いていますが、珍しく一人住まいをしていました。木造の古い家で、屋根はトタンだし、隣の部屋とはベニヤで仕切られていました。

大型の台風が来たら一瞬で吹き飛びそうな家でした。家具もない、台所もない、殺風景な部屋ですがマリア様の安っぽいブロマイドのような絵がかかっていて、サントニーニョの像が置いてありました。

KTVやゴーゴーバーに勤めるフィリピーナや貧しい人ほど信心深いというのがあてはまります。

サンタアナに住んでいるフィリピーナは母親が脳腫瘍になってしまい、その治療費を稼ぐためにミンダナオから出てきました。フィリピンには社会福祉制度が無いようなものですから、医療保険もありませんし、個人で保険会社の保険に入ろうとしても月々の保険料が払えない人が圧倒的に多いので意味をなしません。

急病になって病院に駆け込んでも、まずは金を見せないと見向きもしてくれないのが普通です。

公立病院の場合、診療費はタダですが異常に混んでいて野戦病院のようです。評判は非常に悪く、いつ行っても診てもらえるかさえわかりません。薬を勧められて買わなければならず、アメリカ製ですからとても高いのです。

「薬代とか入院費用で毎月1万ペソかかるんだよ。昨日も家から電話があって、早く金を送れと催促されるんだ。父は母が病気になってからますますギャンブルにはまってる。

闘鶏で大きなお金をかけてしまうんだ。自分がお金を稼げないから、何とかギャンブルでお金を稼ごうとするんだ」と元ホストに電話がかかってきます。

元ホストにお金などありませんから、お金を借りようとしているのではないことがわかります。ただただ愚痴を聞いてほしいのです。

「そっか~。大変だな、お金がいるんだね。俺は貸してあげるお金がないけれど、貸してくれる人を探すことは出来るかもしれないよ」というと安心した顔をします。

実際にお金を貸してくれる人を探してあげたこともありますし、元ホストがお金を貸してあげたこともあります。

自分自身がお金に辛くなってからわかるようになったことがあります。フィリピーナの多くは元ホストにお金の無心をしますが、本当に欲しいのは優しさなのです。

続く

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