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No.46 日本で生きていけない屑はフィリピンでも問題を起こす

1人・居場所がない・フィリピン

家庭内暴力が止まらない息子をなんとかしようと思い、父親はついにフィリピンにまでやってきました。

フィリピンのマニラ新聞に「お困りのことがあれば、なんでも相談してください」とムイコさんの会社は広告を掲載していました。その広告を見たか否かは不明ですが、父親はげっそりやつれてムイコさんにこう話します。

「私達をセブ島に連れて行ってもらえませんか?そしてボートを出してください。沖合に出たところで私達の背中を押してください」と…。

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日本から捨てられた人間はフィリピンにも捨てられるかもしれない

「そんなこと出来るはずがありませんよ」と答えると、「息子を日本に連れて帰ると生き地獄です。もう私は死を選択します」と悲壮な声をしながら答えます。

家庭内暴力は非常に見えにくいものですが、家族にとって相当根深い悩みです。家庭の中ですから世間に見えづらく、誰に相談してもなかなか解決しづらい問題です。警察は事件が発生してから動きますから、子供に大怪我をさせられ、ようやく傷害事件として動きます。

そんな状態がまた自分の家で起こることに、父親と家族はウンザリしていました。父親から話をムイコさんは聞くと、なんと暴力息子を預かってしまいました。

ムイコさんはフィリピンで30年以上生活しています。ですからある意味フィリピン脳に変化しています。

ですから困った人を見逃せないという気持ちが強く芽生えてしまい、出来そうになくても返事をしてしまいます。

ムイコさんは息子を知り合いの医者の家の離れに下宿させました。父親からは毎月、家賃と生活費が送られてきました。しかし、2年前に父親が肝臓がんで亡くなってしまい、送金が途絶えてしまいました。

父親は息子とフィリピンにやってきたとき、すでにガンとわかっていたと思います。自分の命がそれほど長くないのを察し、息子を連れて死を覚悟していました。

息子がフィリピンにいる間に父親は亡くなりましたが、どんな思いで亡くなったのでしょうか。数十年に渡って息子から暴力を受け続けましたが、亡くなる寸前には息子がいない平穏な状態です。

父親は穏やかに最後を過ごしたように思います。
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送金が途絶えてしまえば、ムイコさんに彼を面倒見る必要はありません。しかしムイコさんはアパートの家賃2,000ペソを払い、毎週月曜日に1,000ペソの生活費を渡していました。

日本に住んでいる息子の母親とムイコさんは電話で何度か話しています。「息子が日本に返ってくるようなことがあれば、私は自殺します。彼は恐ろしい人間です」と泣きながら話します。

息子は父親、母親、姉に対して、暴言と暴力を常に繰り返し、家族を疲弊させてきました。ですから母と姉は二度と息子と永久に会いたくありません。

そんな屑のような息子ですが、ムイコさんに対してはとても素直でおとなしい人間です。ムイコさんに暴力をふるったり、反抗したことは一度もありません。

日常生活が普通にできるのなら、息子もマニラで生きていけるのでないかと思いますが、なかなかそうもいきません。

ムイコさんの会社で働かせることも試しましたが、息子はやはり普通の人間ではありません。会話は普通にできますが、とても簡単な仕事を依頼しても出来ません。

お客さんに書類を届けるように依頼しましたが、届ける途中でブラブラしはじめて書類を届けずに帰ってきました。

では、彼は毎日何をしているのでしょうか…。

彼はただブラブラしながら毎日を過ごしています。毎日、事務所へやってきてスタッフと一緒にご飯を食べて雑談をします。ムイコさんの事務所のスタッフは彼を受け入れていますので、彼には居場所がありました。

おとなしく過ごしていた息子ですが、ついに事件を起こしてしまいます。パサイのマクドナルドで暴れてパサイ署に捕まります。

フィリピン・マクドナルド

マクドナルドを注文するにはカウンターの前に並んで待ちますが、彼は遅いことに腹を立てて「どけ」と大声を出して、並んでいたフィリピン人よりも先にカウンターに行って注文しようとしました。

フィリピン人が彼に文句を言うと、フィリピン人の男女を突き飛ばしました。それで警察が呼ばれて連行されました。ムイコさんにパサイ署から連絡があり、ムイコさんが用件を聞くとこんな調子です。

「来るのが遅いっすよ」「で、カウンターに何人並んでたわけ?」「ん~2人ですね」と悪びれる様子はありません。

フィリピンの警察は日本人を逮捕できれば浮足立ちます。なぜなら日本人を捕まえるとお金になるからです。フィリピンの警察官は先進国の人間を逮捕できれば、脅せばお金を取れることを知っています。

もしかしたら数百万円、少なくとも数十万円を警察官は手に入れることができると踏んでいました。

ムイコさんがパサイ署に行くと、警察官からお金の話を切り出されました。ムイコさんは「あ~なるほどね。その子頭がオカシイのよね。ちょうどいいから預かってくれない?」と警察官に話します。

パサイ署は保釈金を取ること無く、すぐに出所させてしまいました。

続く

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