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第四話 タイとフィリピンの夜の街を支えた日本人の姿は減った

フィリピンやタイは国策で夜の街を作り、多くの外国人を呼び寄せました。海外向けには法治国家を装い、実際はネオン街をどんどん作りました。そんな夜に活況を呈する街の昼間は静かです。

タイのバンコクにはパッポンという通りがあります。道幅は20mほどで、全長も200mほどしかありません。ここを昼間に歩くと、多くの店はシャッターを下ろしています。フィリピンで言えばアンへレスのフィールズ通りのような感じです。

陽が落ちるころから様相が一変します。まず、ガシャガシャと音を立てながら鉄パイプを柱にした屋台の設営が始まります。何とか人が通れるぐらいの細い通路を残し設置します。

タイ・パッポン

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日本が躍進した夜の街は韓国、そして中国が躍進する

パッポン通りは夜になると屋台が4列に渡って敷き詰められ、さながら巨大な縁日のようになります。段ボール箱から次々と商品が出され、屋台に並べられるのは高級時計やブランドのバッグです。

もちろん本物ではありません。並べた商品にはご丁寧に日本語や中国語、英語のカタログが置かれています。カルティエ、ロレックス、グッチ…。

カタログも実は本物のコピーで、商品の確認と本物の値段が一目でわかるようになっています。観光客はこのカタログで商品を確認し、精巧に出来た偽物の商品を手に入れます。

値段は制度によってかなりばらつきがあり、1,000円から数万円ものまで置いています。海賊版DVD、ソフトなども山のように販売されています。

偽物ばかりを見ていると、本物と偽物の区別がつかなくなるぐらいですが、偽物は所詮偽物です。偽物を身に着けて、本物を身につけているような振る舞いをすることが、どれほど愚かなことかを知った方がいいでしょう。

屋台の商品が並べ終わる頃には、ネオンが次々と点灯しはじめます。この通りの夜のお店はゴーゴーバーがメインです。このシステムは日本ではあまり受けが良くないですが、欧米人には馴染があります。

このパッポン通りの北側に並行して走るもう一つの歓楽街がタニヤです。パッポン通りは欧米人の遊び場ですが、タニヤは日本人のために作られた日本人が好むKTV形式です。

タイ・タニヤ

このタニヤは、フィリピンのマカティやマラテの一部に建ち並ぶKTVのエリアとよく似ています。タイ語と日本語の看板が入り乱れるタイと、英語と日本語が入り乱れるフィリピンと言った感じです。

こう見ますと、タイとフィリピンの歓楽街は同じような時期に発展しました。ベトナム戦争やアメリカ軍の駐留によって、日本企業の強烈な進出によって歓楽街はドンドン大きくなりました。

一時期のマラテ、マビニ、マカティに建ち並ぶKTVの看板は、日本語ばかりでした。バンコクのタニヤも同じで、日本語ばかりが立ち並んでいました。

しかし、バブルが崩壊し、日本経済がデフレに落ち込んでしまうと、少しずつ日本人や日本企業が減ります。かわりに増えていったのが韓国企業と韓国人です。

バンコクのタニヤでハングル文字の看板を見かけることは一切ありませんでした。それが今ではぽつぽつ見かけます。フィリピンに至っては、日本語の看板よりもハングルの看板の方が多いぐらいです。

韓国系の勢いは一時期凄かったですが、韓国経済は長期の不況に陥っています。デフレに入る可能性がありますので、韓国企業や韓国人は減り、中国人がさらに増えると言われています。

ハングルの看板が中国語の看板に変わっていくのは、それほど遠い未来ではないでしょう。

続く

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