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No.7 フィリピン行の飛行機は加齢臭とアイタタ親父のルツボ

エルミタ・マラテ・フィリピン

彼はワクワクする気持ちをなんとか抑えながら、フィリピン航空に乗り込みました。初めてフィリピンに行く人がフィリピン航空に乗ると、周りの乗客に思わずギョッとしてしまいます。

紳士風な人からパンチパーマをかけたチンピラや、いかにもと言ったヤクザや痛々しいスケベオヤジたちでフィリピン航空は一杯です。欧米諸国を訪れる客層とは恐ろしいぐらい異なります。

フィリピン航空に乗る前の空港で既に酒を飲んでいて、ほっぺを赤くしているオッサンの多さにはほんとにびっくりします。私も初めてフィリピン行の飛行機に乗った時は、あまりの痛々しさに恥ずかしくなった程です。

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フィリピンにはオヤジ達を元気にさせる力がある

痛々しいオヤジ達がフィリピン行の飛行機の中でする会話といえば、フィリピーナのことばかりです。その中に私も入っているわけですから、私も相当なアイタタ親父なのは間違いありません。

彼は20代前半でしたから、異様に浮いていました。こんなジジイどもと一緒にされたくないと気を張っていましたが、所詮フィリピン行の飛行機に乗ってハマりに行く人間です。

旗から見れば同じですし、そもそも他人は異様な集団に興味もありません。

成田を出発して4時間ほど経過すると、外の気温が上がり機内の温度も上がります。この温度の上昇が、「フィリピンに近づいている」ことを証明しています。

「フィリピンは7,000位上の島々からなる国」とガイドブックに記載されていて、窓から下を見ると真っ青な海に沢山の小島が連なっています。

飛行機が最終着陸態勢に入り、降下してゆくとマニラの街が見え始めます。初めて飛行機からマニラの街を見た時は「なんか汚いな」というのが印象でした。

言うまでもなくフィリピンで発展しているのはほんの一部の地域だけで、多くは平屋のスラムが沢山立ち並んでいます。バラック、バラック、そしてバラックが密集しています。

彼は思いました。「こんなとこに綺麗なフィリピーナが住んでるのか?」

飛行機はニノイ・アキノ国際空港に到着すると、「ちゃんとJOYは迎えに来てるのかな?」と思わず声が出ます。と同時に生暖かい空気がムワッと自分に襲ってきます。

ココナッツオイルのような匂いが鼻を突くと、そこは暗黒と天国が入り交じる国のフィリピンです。

フィリピン・ニノイ・アキノ国際空港

冬の日本からフィリピンに着くと、一気に汗が吹き出してフィリピンをさらに実感します。彼は知り合いからこんなことを聞いていました。

「空港を出たら凄く暑くて湿気満載じゃない?だから頭がぼーっとしてしまうんだよね。フィリピンのタクシーに載る頃には、日本での悩み事なんか吹き飛んでしまってどうでも良くなってしまうんだよ。

人間関係、売上、出世、家族、お金とかいろんな問題があるんだけど、フィリピンに来るとほんとに吹き飛んでしまう。ホテルに到着する頃には顔つきも変わってしまうほどだよ」

彼はそんなことを聞いていました。自分もまさにそんな感じになりながら、JOYが来るのを2時間ほど待っていました。

彼がフィリピンを訪れた時期は今のニノイ・アキノ空港とは様子が異なっていました。到着出口の前に大きな金網が貼ってあり、色黒の皺だらけのフィリピン人たちが網を掴んで必死の形相をしながら睨んでいました。

初めてこの光景を見た日本人で驚かなかった人はいないぐらい、異様な光景でした。彼はJOYから「フィリピンのタクシーは危ないから乗らないで」と言われたのを思い出しました。

すると「シャチョータクシーは?ホテルどこ?」と怪しそうな男が彼に声をかけました。

続く

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