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第一話 優秀なフィリピン人スタッフが自宅改築のために退職した

フィリピンの手抜き工事

4年前にフィリピンのマニラに営業支店をかまえた日系企業のJ氏は、フィリピン人部下への教育に日々悩まされてきたそうです。日本人とフィリピン人とは全く異なることを知っていましたが、それでも大変でした。

朝から大きな声を出して喧嘩するものや、お客さんに悪態をつく者、暇があればJ氏の目を盗んでオンラインゲームで遊ぶなど、挙げればきりがありません。

とにかく1年目はフィリピン人社員に対して、社会人として基本的な常識を教えることに精いっぱいだったそうです。日本なら中学生でも出来ることがフィリピンでは出来ないのです。

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フィリピンでは建築の手抜き工事は当たり前

J氏はフィリピン人部下に対して、毎日毎日教育をし続けました。2年目になるとフィリピン人スタッフが仕事に慣れてきました。

そして社会人としての常識が備わってきました。J氏も部下が成長するにつれ、自然と打ち解けるようになり、仕事の業績も上がってきました。この正解の背景にはフィリピン人スタッフH氏の功績が大きかったのです。

フィリピン人スタッフのH氏はJ氏の会社に転職する前に、ドイツ系企業で営業を行っていました。営業の責任者としてフィリピン人スタッフを5人管理し、H氏自身も営業を兼務していました。

フィリピン人スタッフに対して、H氏から進言するのと、日本人であるJ氏から進言するのとでは説得力が違いました。ですからJ氏はH氏を上手く取り込み、フィリピン人部下を教育するための切り札として頼んでいました。

そんなH氏が突然、退職届を提出しました。

今住んでいる自宅を改築することになりました。ですから会社を辞めさせていただきます…

フィリピンの手抜き工事

H氏は「は?」と困惑します。自宅を改築するから会社を辞めると言うことが、退職理由になるのが全く理解できませんでした。日本人ならそのように思って当然です。

H氏は説明します。「フィリピンでは毎日、家族の誰かしらが建築現場に立ち会わないといけません。大手の不動産会社に頼んでも、下請けの建築会社まで信頼は一切できないのです。

ですから朝から晩まで家族が交代で見張りを兼ねて、番をしなければならないのです。建材の種類を誤魔化してないか、作業員は休まずに働いているか、設計通りに建築が進んでいるかを常に監視します。

釘やレンガの数まで調べる人もいるぐらいです。それぐらい手抜き工事をされることが多いのがフィリピンなのです」

J氏はこのことを聞いたとき、わからないでもない面がありましたが腑に落ちませんでした。そこで別のフィリピン人スタッフや、他の上位層のフィリピン人に聞くとこんな答えが返ってきます。

「フィリピン人にとって自宅の新築、改築、増築のために会社を辞めることは、至極当然のことです」

続く

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