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No.48 フィリピンはお金があってこそ楽しめ、癒される国

フィリピン・スラム

ムイコさんの事務所を出てパサイからバスに乗りマカティに出る道中では、フィリピンの老若男女が入れ代わり立ち代わり、乗り降りする雑踏の中、ムンムンとする汗ばんだ空気が体に染み渡ります。

「私が死んだら私の息子に彼の面倒を見させようと思ってるの」とムイコさんは話します。

人の子供を最後まできちんと責任を持って面倒を見ようとしています。日本ではこういった思いを持った人を見つけるのは難しいでしょう。彼女のおおらかさに感心しますが、一方で悲しくもなります。

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日本社会は半端な人間をフィリピンに送り込み厄介者扱いする

日本社会の弱々しい家族関係を感じるからで、フィリピンのような強い人間同士の結びつきの前に私達が無力であることを思い知らされます。

親に捨てられた彼は親から殺してくれとお願いされるような人間です。そんな人間がマニラのごちゃごちゃとした経路地裏の一室で、ひっそりと暮らしています。

彼を育てていると言ってくれる回りの人や、なんでも本当のことを言ってくれる大人がマニラにはいます。こういった人々とは日本の個人主義によって出会えることが難しくなっています。

彼のような半端者は日本の規制秩序やルールを一時的に破壊しますから、社会の嫌われ者です。しかし、開放された半端者は時として傷ついた者を癒やしたり、権力や野心に取り憑かれている人間を突き放します。

半端者は社会に否定されながらも徹底的に自己肯定し、その挙句に得る自己否定を内在しています。

こういう人はパチンコで言えば、昔で言うチューリップが全開状態になっていて、自己開放し、相手を全部飲み込むことができます。だから傷ついた者を癒やすことができます。

「おい、元気にしているか?」

この一言だけで問題児を抱えて両親も持ちこたえられなくなったとき、精神科医も必要でしょう。ボランティアネットワークも必要でしょう。周囲の温かい対応も必要です。

しかし半端者も必要かもしれないのです。

元ホストが新宿のホストクラブで働いていた頃、68歳の女性が元ホストに惚れ込んでいました。彼女の夫は開業医で、息子三人もそれぞれが開業医というエリート家庭です。

その女性の相手は社会的地位のある人間であっては意味がありません。最低と呼ばれるようなホストが彼女の琴線に触れました。

もっと言えば3人の息子のうち、1人は人間らしさが満開の半端者になっていれば、ホストクラブで遊ぶ必要がなかったかも知れません。

フィリピン・スラム

ムイコさんのオフィスには別の傷ついた日本女性が相談に来ていました。彼女が小さい頃、勝者に勤務する父親が赴任した外国で虐めにあって傷つきました。

日本に帰ってからは、帰国子女としてまた心に傷を負いました。海外で暮らしていた時代の記憶がすっぽりと抜けてしまい、体にはいろんな症状が出ています。

そのために暖かい気候のマニラで心と体を癒やしています。

日本社会で虐められたり、除け者にされる人は後を立ちません。今後も一定数は日本から追放されるか、日本の暗部でひっそりと生きていくしか選択肢がないでしょう。

昔であればフィリピンで生活するのは、あまりにも危険でした。今も安全ではありませんが、生活する場所によっては普通に生活することができます。

そういった場所に、日本から追放された半端者や日本が嫌になった人たちが住んでいます。これはフィリピンに限ったことではなく、タイ、インドネシエア、インド、中国など、色んな国に日本人が仕事以外の目的で住み続けています。

いや、住まざるを得ないと言ったほうが正解かもしれません。

10年ほど前でしょうか、「外こもり」という言葉が流行りました。20代の若者が就職氷河期で就職できず、打ちひしがれてアルバイトや派遣社員として働いているときに、東南アジアなら日本のような窮屈な生活をしないで生きていけると広まりました。

バックパッカーとは少し異なる人種です。タイのカオサンという場所には、日本で痛めつけられた若者が沢山住み着いていました。

シェアハウスであったり、1泊1,000円もしないような宿に泊まり続けて、毎日語り合ったり、タイ人と触れ合って過ごしています。

基本的には若い人が多いカオサンですが、実は中高年もタイに住み着いています。老後をタイやフィリピンで過ごしたいと思ってやってくる人や、やむを得ずにタイやフィリピンで過ごさざるを得ない人たちです。

こういった中高年と若い日本人が海外で接すると、同じような傷を持っていますのでとても気が合って楽しく暮らせます。

傷を持っている人間は傷を持つ人の気持ちがある程度わかりますから、必要以上に心のなかに入ってきません。ですからとても付き合いが楽でありながら、いつも気にかけくれるという有り難い関係です。

フィリピンパブで知り合ったフィリピーナを追いかけて、日本からたくさんの親父がフィリピンに住み着きました。

フィリピンパブで知り合ったフィリピーナに惚れ込んでしまっている時点で、何かしらの心の隙間を持っています。幸せな家庭を持ち、きちんとした仕事を持っている男でも、フィリピーナに惚れ込んでしまいます。

幸せだと思っていた家庭、充実していると思っていた仕事が、フィリピーナと出会うことで、実はそうではなかったと思い込んでしまします。

日本で過ごすよりもフィリピーナとフィリピンで過ごす方が、幸せな生活を遅れると勘違いしてしまいます。フィリピンで仕事があれば問題ありませんが、多くの親父達は少ない貯金とフィリピンで仕事を見つけられる、若しくは何か商売ができると思っています。

このパターンでフィリピンに行くと、ほぼ失敗して、困窮邦人真っ逆さまです。1日に1人以上の日本人が日本大使館に困窮してどうにもならなくなったと言って駆け込む理由がココにあります。

フィリピンは日本のようにキチキチしていないので、心が開放されます。しかし、金がなければ何も出来ない、どうしようもない国であることを心に刻んでからフィリピンや東南アジアを楽しんでほしいと思います。

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