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No.2 700万円を詐欺に遭って無くしたものの困窮邦人にはならない

フィリピン・詐欺

1軒の居酒屋を引き継ぐとなると、内装、お客、従業員、全てそろっています。資金さえ準備できれば、好スタートをきることが出来るのは容易に予想できます。

この居酒屋は現在営業を続けていますが、経営者の日本人が日本へ帰国することになり、従業員とお店の権利を売却する話でした。

お店はそれなりに繁盛していたので、そのまま引き継ぐだけで利益が出せそうです。経営者は日本に一時帰国していて、彼が見た時はフィリピン人だけで店を運営していました。

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フィリピンには小銭を持つ人間から詐欺をしようとする人間が山ほどいる

調理人が二人、フロアに4人配置されていました。そのうちの一人の女性は、日本語をうまく話、お客の扱いも上手でした。彼はお客を装って何度も店に通いました。

調理人二人は辞めてもらって、自分1人で十分対応できそうです。フィリピン人の働きぶりですから、キビキビした動きではありません。また味が一定ではないので、彼がやったほうが客はつくでしょう。

メニューも一新して彼が得意とし、お客さんにも人気になる料理をふんだんに入れこむつもりです。

お客さんへの対応はフィリピン人女性を中心として回せば、十分対応できそうです。彼の中でこの店を引き継ぎ、運営していく青写真が次々と描かれました。

問題の金額は700万円でした。

それから6ヶ月が経過し、そのお金は詐欺にとられてしまいました。

詐欺

「ほんとに笑ってしまうぐらい単純明快な詐欺でしたよ。今から思えば、元々も居酒屋を売りに出す話は存在しなかったんですよ。私はフィリピンに済む日本人を信じきっていました。

いつも普通に酒を飲む仲間でしたから、まさか私を嵌めるとは思いも寄りませんでした。詐欺師が経営している不動産屋にも行きましたが、誰もいませんでした。

空っぽです。

元々不動産屋には誰もいなかったのかもしれませんね。

700万円を準備するために、日本でおふくろが経営していた小料理屋を売りました。小さな店でしたけど、親父とおふくろが手塩にかけて育てた店なんです。

この店の利益で私は学校に行き、飯を食わせてもらったんですよ。その大地な店を売って、売ったお金を詐欺にやられてしまったんです」

彼には日本に帰国するという選択肢がなかったわけではありませんでした。しかし彼は帰国しませんでした。そして彼は他の困窮邦人のようには腐りませんでした。

困窮邦人の中にはフィリピンで日本人やフィリピン人から詐欺にあったり、フィリピン人家族から無心されて一文無しになる人がいます。

一文無しになってしまうと、生きていく気力を失いホームレスになったり、自分も詐欺師になって日本人から金を巻き上げようとします。彼も同じように困窮邦人になる可能性は十分にありました。

しかし彼は困窮邦人にならずに、道端の電柱にチラシを貼り始めたのです。

「和食弁当宅配します。S弁当」

続く

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