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第五話 日本女性に相手にされなくなった痛い親父は勘違いが甚だしい

大使館職員に援助を断られた中年日本人です。まさに路頭に迷うとはこのことです。日本で路頭に迷っても生活保護などのセーフティーネットがありますが、フィリピンで路頭に迷うと何もありません。

路頭に迷った彼はマニラの街をふらふらと歩きました。しばらく歩くと大きな教会にたどり着きました。有名なバクララン教会です。

バクララン教会の周りを歩くと教会を訪れる人はたくさんいて、警備員たちもいます。ある意味安全な地域です。彼はこの教会の周りを寝床にしてしばらく過ごすことにしました。

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ホームレスという共通の立場になった時、初めてフィリピン人と心が通じ合う

フィリピンのホームレス達は路上や色んな所で過ごしていますが、日本人ホームレスをフィリピンの路上で見かけることはありません。さすがに日本人の多いマラテなどで物乞いをして暮らす日本人はいないようです。

レミディオスサークルに行くと多くのフィリピン人の方が路上で夜を明かしています。こういったところに日本人ホームレスも紛れているかもしれません。

マニラ・レミディオスサークル

バクララン教会の周りを寝床にした中年日本人は、長椅子に寝転んで夜を明かしました。他のフィリピン貧困層と過ごす中年日本人の姿は、完全に現地化していて一見日本人に見えません。

小汚いTシャツに短パン、そしてかかとのない草履かスリッパのようなものを履き暮らしています。

そんな彼とフィリピン人には妙な一体感があります。フィリピン人と日本人の間には、どうしてもお金が介在してしまいます。このお金が無くなってしまえば、彼のようにフィリピン人から見捨てられます。

しかし路上で暮らすフィリピン人と日本人は、お互いお金がないので見捨てるも何もありません。お互い人間なので協力して暮らしていこうとする連帯感が生まれるようです。

もちろん彼らなりの縄張りや習慣がありますから、それを破ることは出来ません。習慣さえ守れば意外に良好な関係が出来るようです。

彼のようにどん底まで落ちてしまった日本人と、家も何もないフィリピン人が同じ釜の飯を食うわけです。お金がないのでお互いに知恵を出し合ったり、助けあったりしながら生活しているようです。

たとえ言葉が通じなくても、文化や宗教が全く異なったとしても、同じ生活空間で生きれば心が通じ合うのです。

フィリピン・バクララン教会

もちろんフィリピンでホームレスを推奨するわけではありません。しかし同じ生活レベルの中で暮らすと、共感が生まれることを彼は証明しています。日本で女性から相手にされなくなった中高年が、フィリピンの貧困層出身の女性と交際することはよくあります。

日本円とフィリピン人の若さや構ってもらえることをトレードしていることになりますが、やはり生きてきた階層が違う現実があります。

KTVやフィリピンパブで働くフィリピーナ達はとても美しく、気立てがいい女性が多いです。しかし我々が想像する貧困よりも、更に厳しい環境で育っていますので教育や躾を受けていません。

ですから中高年の親父は若いフィリピーナの品の無さや、妙にお金に固執する考えや、異様に家族を大事にする思いに対して違和感があります。

しかし彼女たちからすれば厳しい貧困生活を経て、ようやくKTVなどで働けるようになった満足感があります。我々が持つプライドとは別の種類のプライドを持っています。

金持ちのアイタタ親父を捕まえるために、目を見開いて探しています。金持ちのアイタタ親父や、日本で相手にされなくなった腹いせと安価を求めて目を見開いています。

このアンバランスな需要と供給では、良好な関係を築くことは至難の業です。そんなアンバランスな関係なのにフィリピンと訪れても、フィリピーナに捨てられるだけなのです。

続く

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