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第22話 フィリピンの貧困層には独自のルールがある

フィリピンのスラム

マカティやマラテなどはKTVや日本食レストランが沢山あります。KTVで働いているフィリピーナに惚れ惚れしている日本人が沢山います。フィリピーナは明るく、嬢が深く、しかもオッサンを相手にしてくれます。

日本のアイタタ親父たちにすれば、天国のような地域です。しかし、KTVのフィリピーナ達が暮らすスクォッターに行くと、殆どの日本人は腰を抜かしてしまうでしょう。

KTVの中ではとってもきれいで、いい匂いをさせているフィリピーナが、ゴキブリがぞろぞろいて、数分いればダニに噛まれてしまうような場所に平然と住んでいます。

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生きる知恵をフィリピンの貧困層から学ぶ

「綺麗なフィリピーナ=きれいな家に住んでいる」と思い込んでしまいがちですが、現実は恐ろしく異なります。トイレや台所が無く、まともな食器さえもなく、ビニール袋におかずを入れて食べています。

そうかと言って、フィリピーナ達が不潔かと言うと決してそうではありません。毎日2回はちゃんと巨大なポリバケツから水を汲んでシャワーを浴びますし、髪もしっかり洗います。

汗をかきますので1日2回は服を着替え、こまめに洗濯をします。カズユキは住所不定なので汚らしい格好をしていると思いきや、小ざっぱりした格好です。彼もフィリピーナと同じような生活をしているからです。

フィリピーナが彼のシャツやズボンを洗って、アイロンをかけてくれることさえあります。カズユキは彼女たちの家を泊まり歩くようになってから、持ち物に対して拘りがなくなりました。

フィリピンのスラム

彼のズボンやシャツをフィリピーナの親せき連中が勝手に着たり、履いたりしているのです。しかも彼のシャツを着て彼の前に現れますので、彼らには盗んだと言う感覚が無いことに気づきました。

1枚のシャツを皆でシェアしていると思えばいいと悟ったのです。そのシャツを誰かが着て、洗濯しておいておけば、また別の誰かが着るのです。今、カズユキが着ているシャツも誰のかわからないのです。

800ペソで買った靴を、誰かが売りとばしたことがありました。路上で彼の靴が売られているのを見て、「これ、あんたの靴でしょ?」と言って、買い戻してきてくれたりもします。

日本では考えにくいのですが、どこまでいっても糸が切れずに繋がっていくフィリピンの人間関係があるおかげで、彼のようなバガボンド(流浪者)も何ら負い目を感じることなく生きていけるのです。

それがこの国で生きていく貧しい者たちの知恵でした。

続く

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