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第四話 偽装結婚のためにフィリピンに連れていかれ、置き去りにされた中年日本人

偽装結婚

彼はフィリピン人とまともに話したことも会ったこともないのに、寂しさと今の空しい生活を打開するために結婚を決意しました。
 
写真と電話で話した声だけで結婚を決めるわけですから、彼がどれだけ追い込まれ、荒んだ生活をしていたかがわかると思います。中年の低所得のオジサンに恋愛など無縁なのです。
 
このような生活を送っているのは、決して彼だけではありません。多くの日本人が過重労働に苦しんだり、アルバイトやパートから這い上がれず、安い給与で厳しい生活を送っているのです。
 
若い頃なら多少の貧乏は我慢できますが、中高年になってからの貧乏は、貧困かつ孤独との戦いになります。この記事を読んでくださっている中にも、やり切れない毎日を送っている方が沢山います。
 
彼が見ず知らずのフィリピン人と結婚を決意するのは、全くわからないわけではないのです。中高年が感じる寂しさは深く、やり切れないものなのです。
 
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結婚の夢は破れ、フィリピンの孤独な生活が始まる

 
彼はフィリピンに降り立ちました。日本から友達が同行していて、友達の友人宅で数泊しました。友達は彼に『上手くやってくれるから大丈夫だ』と言って、彼のもとから去りました。
 
彼は初めて会う友達の知人宅でこんな説明を受けました。『フィリピーナは日本人の結婚相手を探しています。結婚がうまくいけば15万円を渡します』
 
「結婚するのになぜ金を貰うのかな?」と彼は不思議に思っていました。この小さな不安が、彼の今後の人生を…楽に貶めるとは予想もしませんでした。彼は友達の知人と、フィリピーナに会いに行きました。
 
フィリピーナはマニラの郊外に両親と住んでいました。友達の知人は彼にフィリピーナを紹介し、今後の手続きを説明します。『役所へ行って書類を貰い、婚姻届けに署名して提出してください。無事結婚すれば、また来ます』
 
この言葉を残して、友達の知人は彼をおいて去ってしまいました。フィリピンの田舎で初めて会ったフィリピーナとその両親、そして自分がどこにいるのかもわからない状態です。
 
偽装結婚
 
彼の不安はハンパではなかったでしょう。それでも彼はフィリピーナと結婚できると思い、彼女に関係を迫ってみました。するとフィリピーナはかたくなに拒否します。彼は結婚する予定の女性に拒否されたのです。
 
呆然とするしかなかったことでしょう。また、彼は英語やタガログ語が話せませんので、会話もままなりません。せめて言葉が通じれば、時間をかけて口説くことも可能ですが、どうしようもありません。
 
寝る時も別々の部屋で寝ますので、彼は日本にいる時と同じような孤独でした。唯一接点があるすれば、食事の時と、たまに買い物に行くぐらいです。そんな孤独な状態が数か月間フィリピンで続きました。
 
この先どうなるのだろうと思っている矢先、形だけの結婚式が行われました。結婚式が終わると、フィリピーナの家族から別の場所に移動してほしいと言われます。
 
言われるがまま別の地域に移動します。その地域の近くには経済特区があり、日系企業なども多数進出していました。ですから日本人駐在員もちらほら見かけました。
 
なぜ、別の家に移動させられたのか、誰の家なのかもわからぬまま、新しい場所で生活を始めます。彼とフィリピーナの二人だけの生活ですが、寝室は別々ですので、まさに赤の他人です。
 
そうこうしているとフィリピーナが突然彼にキレました。日本に渡航するためのビザを申請していましたが、発給の許可が下りませんでした。結局日本に行けなくなってしまったので、フィリピーナは激怒したのです。
 
そして彼女はそこから去ってしまい、彼は独りぼっちになってしまいました。
 
続く
 
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